本とgekijou

書評のようなものを中心としたblog

酔っ払い

すべて批評家たちは酔っ払いである!?

毎度、酔っ払いです。 私事ですが、一日二十枚書く、を一週間だか続けて、やっと初稿を完成させたきょうですよ。そら、酔う、ってなもんだ。 ここが福島だからいいものの、銀座だってんなら大変だよ、とんかつ食って数寄屋橋のオーバカナル行って蕎麦食って…

(日記)バイブスに就いて

私も四十なって、漱石のバイブスっていうのかしら、となりに漱石がいたらどんな感じか、というのが、わかるようになってきた。 誤解も理解、とかいうのではないんだな。 そうではない。 しっかりと、直観のなかに填まる断片というか、情景の、後ろ姿の、ひと…

(日記)いわゆる「旅と日本文学」について

きたかた食堂が旨い。 旨い、としいて書き出しに用いるような、ゴテゴテとした旨さじゃなくって、さりげなくなんだけれどもね。 ちなみに私は福島県人である。 新橋と神保町という私のテリトリーにあって、しかも、行列ができる性質のお店じゃないから、使い…

「文学なんてワンピース歌舞伎みたいなことにでもなっていればいいんじゃない」「新国立美術館の「遠距離現在 Universal / Remote」」

「文學界」の編集長の、若い女性の方なのだが――なんか今、みんなどこも、って調べたわけじゃないけれども、「若い女性」ばっかりだよね。画一性があっていいとおもうのだけれども、その、浅井茉莉子さんがインタビューを受けていて、見出しが「文芸誌が生き…

私、の、追悼――2024.3.22郡山PEAK ACTION「THA BLUE HERBライブ」

失明したとたんに何十万部もの蔵書をもつ国立図書館の館長になったボルヘスが、その時に一体なにをおもったのか、よそごととしてかんがえればそれはシンボリックで、有効なライトモチーフになったかもしれない。すくなくとも、短編小説のネタくらいにはなっ…

「震災で一儲けするバカども、ネットで追悼するバカども」「ネットって成長することと相性がわるい」「心的外傷後成長」

三月になるとイライラして、しかたがない。意識的にネットを遮断しないと、ダメだな。 そりゃ私のごときだって、震災の被災者や、ご遺族が、底知れぬおもいを抱えているのを知っているし、毎年、この時季ともなれば傷口がうずくようになるのかもしれない、と…

「小説家ったってしょせん芸人」「新井見枝香とか、クソほど最低」「本屋大賞とか、純然たる、ブラックリスト」

花園神社に詣でてきた。景気がいいネ。花園神社ってったら、芸人が多く参拝する神社だ。なんて話したら、私のかかっているカウンセラーの先生が、ちかくのガッコでスクールカウンセラーしてるんだってさ。 このひとが立派な、頭いいセンセイでね、っていうの…

「嗚呼、フィリップ・シーモア・ホフマン」「一番注目している俳優はね、ポール・ダノ」「デューンの続編、クッソ楽しみ」

冷血 (新潮文庫) 作者:トルーマン カポーティ 新潮社 Amazon カポーティ コレクターズ・エディション [DVD] フィリップ・シーモア・ホフマン Amazon すいません、きょうも酔っ払いのダラダラとした話です(小説を書くのにいそがしい)。 フィリップ・シーモ…

「福島で小説を書くことって可能なのだろうか」

田舎ぐらしってのは退屈だ。無責任なものでね、連れと一軒家を借りて、同居をしたあとに、そんな文学者らしい野放図な、残酷なことを、おもいつくようにできていて、できているんだから、しかたがない。そうでなければ甲斐性もないと、こちとら、おもってし…

「よく選挙とかみんな行けるよなっておもうぜ」「どこの国家もネジが飛んでる国ばっかりだ」「気持ち悪いよな、「多様性」って」

最近、引っ越しをして、そのさいにイタリア製のパイプをなくしてしまった。ちょっとしたものがその代償のようになくなっていったりするから、引っ越しっていうのは困る。まだモンスナックがあったころの、紀伊國屋のちょっとあやしげなあそこの煙草屋で買っ…

「時間性と心中するしかないのが、人文知」「ノンフィクションの書き言葉って、水物のナルシシズムと結託しちゃうんだよ」

「X」(ダッセェ名前だ)のタイムラインに流れてきた猪瀬直樹の古い本の書影をみて、AIだかなんだか、やっている人が、猪瀬直樹を推薦するのかいな、ここらへん、IQが落ちすぎだろう、とおもっていてしまう。 いや、落合陽一さんのことなんだけれど、パ…

「小説を書いている人っていうのは、怖くない」「今書いているものが、かつてなく出来がいい」

手前も散文を書いておいてなんだけれども、小説を書いている人っていうのは、怖くないから、困る。 読書いっぱいしている人も原則的に怖くない、のは物書きなのだからあたりまえなのかもしんない。 基本的に、駄目な人たちだと感じていてしまうのね。 自分で…

「浅草辺の、ボロアパートが舞台でね……」「東北なぁ……」「多様性とかさ、性自認とかさ、ほんとうに薄っすい言葉が……」

新宿で三本たてつづけに映画を観てどれも良かったという話。 「コット はじまりの夏」はいかにもアイルランド、という「毒親」がつくりだす行き場のなさ、どうしようもなさを効果的に作り出しているのだけれども、撮影がいいんだとおもう、三十五ミリのスタ…